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洗いすぎない=低アルブミンが起こる可能性

洗いすぎない=低アルブミンが起こる可能性

もう、5年ぐらい前の話です。

生後何か月だったかもう覚えていないけれど、離乳食を始める(遅めの)時期だから、6か月前後かな。

中国地方の方で、実家が兵庫県。実家に泊まって、佐藤小児科を受診するというやり方で受診していました。

確か、2回目の受診でした。数日早く来られたんです。

顔を見てびっくり!
誰が見ても分かるほど、むくんでいたんです。
だから、母親は心配で受診されたんですね。
むくみだしたのは、2~3日前から。

勿論、すぐに阪南中央病院に紹介しました。

驚くべきことに、アルブミンが0.7gでした!
普通は4g前後あります。(でもあとぴっこは2g台とか3g台とかが多いです)

私の経験では、一番低かった子どもです。

入院後、アルブミンの点滴をして、ミルクや離乳食を食べて、無事にステロイド使わずに退院しました。

その子の母親が、久しぶりにメールをくれました。
アトピーも治ってしまい、途中に出た喘息も無くなったしまったという報告です。

もう、小学1年生になるみたい。こういう風に、連絡いただけると、とてもうれしい。

なぜ、こんなにアルブミンが下がったかというと、ミルクや離乳食が不十分だったところに、実家での入浴で、叔母がきれいに洗っていたそうなので、洗いすぎが、低アルブミンに拍車をかけたのかなと、考えています。

重症児でも、週に1回は、お風呂にチャポッとつけて、すぐ出して拭くということはしてもらっています。が、きれいに洗うと、滲出液は失われ、かさぶたも失うことになり、皮膚は悪化します。

実は、最近、同じような赤ちゃんがいました。

もうすでにミルク10%濃い濃度で飲ましていました。が、体重が増えないということで、受診しました。体幹には痂疲が無く、じめっとしていました。

普通、ミルクにすれば、体重は増えます。

これは何かあるかもと紹介しました。
そうすると、やはり低アルブミンが!

このあとぴっこも、やはりお風呂でごしごしあらっていたんです。
それで、タンパク質が失われ、かさぶたのない変な皮膚になっていたんですね。

かさぶたや浸出液は、皮膚を治すために必要なもの。
これを洗い流すと、皮膚は治らないし、重症児は低アルブミンになってしまうこともあるということです。

重症あとぴっこは、日常のケアが非常に大事になると言えるでしょう。

洗いすぎは駄目だということです。

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プロフィール

佐藤美津子

Author:佐藤美津子
FC2ブログへようこそ!
赤ちゃんや子どものアトピー・乳児湿疹にステロイドを使わない治療をしています。連れ合いと共に広めていきたいと思います。
出身は和歌山、梅で知られているみなべ町。大学入学後、大阪に移り住みもうすっかり大阪人。

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