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アトピー性皮膚炎のステロイド外用剤離脱のデュピルマブによるコントロール

アトピー性皮膚炎のステロイド外用剤離脱のデュピルマブによるコントロール

ということで、名古屋の深谷先生がブログに書いておられます。

http://steroid-withdrawal.weebly.com/1245012488125001254024615303823317828814123981247312486125251245212489228062999221092386263307312398124871251712500125231251012502123951242412427124671253112488.html

論文は
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC6172441/ です。

ブログの中で、深谷先生は
「特筆すべきは、この論文の著者は序文で、「ステロイド外用剤離脱またはステロイド依存は、あまり理解されていないが、ステロイド外用剤の不適切な使用による独立した副作用である。」と、明確にステロイド依存という病態の存在を認めており、「アトピー性皮膚炎の患者」ではなく「ステロイド外用剤離脱(ステロイド依存)の患者」を対象としたと明記されている点です。当然、ステロイドの再投与はされていません。」
と書かれています。

すごいですね!
こういう論文が「アメリカ皮膚科学会雑誌」に載る時代になってきているんです!

一方、日本では
「ところで、日本ではデュピルマブ(デュピクセント)による治療を受ける場合には、ステロイド外用剤の併用が前提のようです。添付文書上は下記の通りで、明確に書かれているわけではありませんが、この文脈を素直に読めば、ステロイドを使用していない離脱中の患者には、まずステロイド外用剤を勧めましょう、となりますし、デュピルマブ使用中もステロイド外用剤は減量されないでしょう。」
ステロイドを使わせながら、デュピルマブを使うんですね。
メーカーに配慮しているんです。

本論文には、私たちが2015年に行った「6か月調査」 Topical steroid addiction in atopic dermatitisという論文(https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4207549/)も引用されていました。
この論文は6か月ステロイドを使わず治療し、前後の重症度を調べる調査で、2歳未満は6か月後、完全寛解が24%、改善が51% 変化なしが22%、悪化が3%と言う結果で、使わなくても治るというエビデンスとなります。

ステロイドを使いたくないという患者には、使わない治療をまずしてください。難しくはありません。
どうするかわからなければ佐藤小児科のファックスに、連絡いただければと思います。(Fax:072-281-0216)

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プロフィール

佐藤美津子

Author:佐藤美津子
FC2ブログへようこそ!
赤ちゃんや子どものアトピー・乳児湿疹にステロイドを使わない治療をしています。連れ合いと共に広めていきたいと思います。
出身は和歌山、梅で知られているみなべ町。大学入学後、大阪に移り住みもうすっかり大阪人。

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