どこも同じ悩み!-10月静岡・兵庫・京都きらきらぼし11月さかいきらきらぼし報告
どこも同じ悩み!-10月静岡・兵庫・京都きらきらぼし11月さかいきらきらぼし報告
10月は静岡まで遠征しました-!
それぞれ30人から50人ぐらい来ていただけました。静岡が一番多かったかな。
きらきらぼしの始めに、スライドを使って佐藤小児科の治療について話をしました。昔は自然治癒していた病気。だんだん治らない患者の年齢が上がっている=2007年皮膚科学会調査では40歳代まで。外用ステが1954年から使われだしたので、それ以前は使えなかった年代である、今、60歳代後半からの高齢者には、治りにくいアトピーいないですよね。でも、あと20年たつとこの年齢層にも増えると思います。
食べる、アトピーにとらわれない子育て等話した後、自己紹介から。
静岡では「痒み」について、困っておられる方がいました。
「痒み」「掻く」という事は、大きな「悩みの種」です。スライドでも説明したのですが、その説明だけではだめなんですね。
「痒み」には2種類あります。
一つは「本当に痒い」もう一つは「甘えの痒み」です。あとぴっこの痒みのかなりの部分が後者の痒みです。要するに、アトピーの症状で甘えるという事です。あとぴっこは「掻いてはダメ」と言われたり、湿疹を毎日気にされる日々を送っています。そこから、親は自分のことを嫌っているのではないかという気持ちが起こってきます。でも、あとぴっこができることは「掻く」「痒いよ-」と訴えることしかできません。掻かないようにするなんてできません。それが親を引き寄せる一番の方法だと分かっているんです。優しく掻いてもらえることもありますしね。こんな優しい掻き方で満足するのはあまり痒くないという事なんです。要するに甘えなんです。この「痒い」という事にとらわれてしまうととってもしんどくなります。
その打開法は一つ。「掻くことを気にしない」ことです。「自由に掻かせる」ことです。「痒い」と言って来れば、「掻いていいよ」掻きすぎて「痛い」「血が出た」と言って来れば、「治るから大丈夫」と言ってあげましょう。そのうちに「痒い」と言ってこなくなります。赤ちゃんでも、上手に掻けるようになります。
更に「痒み」って、その人しかわからない=どれだけ痒いか、どれだけ掻けばいいかなんて、その人しかわかりません。だから、掻いてあげてはいけません。掻いてあげてると、30歳になった子どもの背中を書く羽目になってしまいます。
兵庫では、5か月の赤ちゃんに「から揚げ」を噛み砕いてあげた母親がいました。
とってもおいしそうに食べたそうです。ステロイドを使ってなくって、1歳前ですがかなりきれいでした。親と同じものをかみ砕いてあげてねと、いつも話しているので、そのことを実行してくださったんですね。ためらわずに実行していただけると、治りも早いみたいです。
「食べない赤ちゃん」のスライドで、「自宅に栄養士に行ってもらうとわかる!」という話をしました。渡辺栄養士による出前料理教室です。そうすると、
味をつけない美味しくない離乳食
冷凍していつも同じ離乳食
全部混ぜて与える(味がいつも同じ)
無理強いしている・楽しくない
ずっと抱っこして運動不足
閉じこもり
飲まない・食べないと、その1回であきらめる
という事がわかります。
ある父親が、「まったくすべてこの通りです」と言われました。それじゃ-食べませんね-。
後日談:母親が吹っ切れたみたいで、もう普通に食べさせてました。良かった-。
京都では、喘息のことを聞かれました。
その方のお子様は、大した喘息ではないようで、点滴などもしたことが無いみたいでした。喘息発作時のステロイド吸入は効果がありません。吸入ステロイドは、喘息を予防する薬です。喘息発作がかなり重症の場合には点滴でステロイドを使います。大した喘息でもないのに、吸入ステロイドも不要だと話をしました。アトピーも軽症でしたので、こだわらないようにお願いしました。
医師の言うがままにするのではなく、その必要性など良く調べ考えて決める必要があるのかなと思います。
京都きらきらぼしホームページにも幹事さんが報告されています。お孫さんが痒がるのがみていてかわいそうと言われたおばあちゃまの話です。そっちもみてくださいね。
さかいきらきらぼし、11月9日、雨の中みなさん来てくださいました。今回は少なく、幹事さんたち入れて8組でした。
さかいきらきらぼしでは、母乳の問題が。
1歳過ぎて母乳を飲んでいるあとぴっこ。やめようとお子様に話をすると、余計執着してしまったそうです。まあ、子どもにそんなこと聞くと、みな止めたくないというだろうから、思い切って止めるように話しました。止めるときは、夜の寝たふり作戦もするようにも。1歳過ぎで母乳を飲んでいると、夜結構飲んでる子が多いんですね。すると、朝ごはん食べない、夜お互いに眠れない=睡眠不足で、昼間機嫌よく相手できない。アトピーを治すにはマイナスになってしまうな-。
食事についても面白い話が・・・。慎重な母親のそばでアイスを食べさせる祖母とか・・・。兵庫で5か月の赤ちゃんがから揚げ食べたんだから、何でも食べてくれたらいいと思う。
食アレがとっても心配な母親には、渡辺栄養士の家に下宿させてもらいなさいと言いました。(もちろん冗談です)思い切って食べささないと仕方がないです。心配ばかりしても前には進みません。
夜、一人で寝かす寝かせ方は、みんな「楽~!」あとぴっこ以外の赤ちゃんにも、この寝かせ方は「いいよね~!」
今では、夜布団に入ると、母親に「お休み」と言って、早く部屋から出てけというぐらいのあとぴっこも。
みなさん、夜、ほっとくあるいは別室で寝かすと子育てが楽しくなりますよ。
きらきらぼしは近畿地方ではおおさかさかい、兵庫尼崎、京都の3か所で定期的に開催しています。今後、他の地域へも希望者がいれば出向きたいと思っています。上記3か所のきらきらぼしは3か月に1回の開催として、空いた時間を他の地域へと思っています。恐らく来年半ばぐらいから実行できると思っています。
11月末30日(日)には福井小浜できらきらぼしです。
福井の方、ぜひご参加を!
幹事さん、いつもありがとうござます。
幹事さん、募集中!
10月は静岡まで遠征しました-!
それぞれ30人から50人ぐらい来ていただけました。静岡が一番多かったかな。
きらきらぼしの始めに、スライドを使って佐藤小児科の治療について話をしました。昔は自然治癒していた病気。だんだん治らない患者の年齢が上がっている=2007年皮膚科学会調査では40歳代まで。外用ステが1954年から使われだしたので、それ以前は使えなかった年代である、今、60歳代後半からの高齢者には、治りにくいアトピーいないですよね。でも、あと20年たつとこの年齢層にも増えると思います。
食べる、アトピーにとらわれない子育て等話した後、自己紹介から。
静岡では「痒み」について、困っておられる方がいました。
「痒み」「掻く」という事は、大きな「悩みの種」です。スライドでも説明したのですが、その説明だけではだめなんですね。
「痒み」には2種類あります。
一つは「本当に痒い」もう一つは「甘えの痒み」です。あとぴっこの痒みのかなりの部分が後者の痒みです。要するに、アトピーの症状で甘えるという事です。あとぴっこは「掻いてはダメ」と言われたり、湿疹を毎日気にされる日々を送っています。そこから、親は自分のことを嫌っているのではないかという気持ちが起こってきます。でも、あとぴっこができることは「掻く」「痒いよ-」と訴えることしかできません。掻かないようにするなんてできません。それが親を引き寄せる一番の方法だと分かっているんです。優しく掻いてもらえることもありますしね。こんな優しい掻き方で満足するのはあまり痒くないという事なんです。要するに甘えなんです。この「痒い」という事にとらわれてしまうととってもしんどくなります。
その打開法は一つ。「掻くことを気にしない」ことです。「自由に掻かせる」ことです。「痒い」と言って来れば、「掻いていいよ」掻きすぎて「痛い」「血が出た」と言って来れば、「治るから大丈夫」と言ってあげましょう。そのうちに「痒い」と言ってこなくなります。赤ちゃんでも、上手に掻けるようになります。
更に「痒み」って、その人しかわからない=どれだけ痒いか、どれだけ掻けばいいかなんて、その人しかわかりません。だから、掻いてあげてはいけません。掻いてあげてると、30歳になった子どもの背中を書く羽目になってしまいます。
兵庫では、5か月の赤ちゃんに「から揚げ」を噛み砕いてあげた母親がいました。
とってもおいしそうに食べたそうです。ステロイドを使ってなくって、1歳前ですがかなりきれいでした。親と同じものをかみ砕いてあげてねと、いつも話しているので、そのことを実行してくださったんですね。ためらわずに実行していただけると、治りも早いみたいです。
「食べない赤ちゃん」のスライドで、「自宅に栄養士に行ってもらうとわかる!」という話をしました。渡辺栄養士による出前料理教室です。そうすると、
味をつけない美味しくない離乳食
冷凍していつも同じ離乳食
全部混ぜて与える(味がいつも同じ)
無理強いしている・楽しくない
ずっと抱っこして運動不足
閉じこもり
飲まない・食べないと、その1回であきらめる
という事がわかります。
ある父親が、「まったくすべてこの通りです」と言われました。それじゃ-食べませんね-。
後日談:母親が吹っ切れたみたいで、もう普通に食べさせてました。良かった-。
京都では、喘息のことを聞かれました。
その方のお子様は、大した喘息ではないようで、点滴などもしたことが無いみたいでした。喘息発作時のステロイド吸入は効果がありません。吸入ステロイドは、喘息を予防する薬です。喘息発作がかなり重症の場合には点滴でステロイドを使います。大した喘息でもないのに、吸入ステロイドも不要だと話をしました。アトピーも軽症でしたので、こだわらないようにお願いしました。
医師の言うがままにするのではなく、その必要性など良く調べ考えて決める必要があるのかなと思います。
京都きらきらぼしホームページにも幹事さんが報告されています。お孫さんが痒がるのがみていてかわいそうと言われたおばあちゃまの話です。そっちもみてくださいね。
さかいきらきらぼし、11月9日、雨の中みなさん来てくださいました。今回は少なく、幹事さんたち入れて8組でした。
さかいきらきらぼしでは、母乳の問題が。
1歳過ぎて母乳を飲んでいるあとぴっこ。やめようとお子様に話をすると、余計執着してしまったそうです。まあ、子どもにそんなこと聞くと、みな止めたくないというだろうから、思い切って止めるように話しました。止めるときは、夜の寝たふり作戦もするようにも。1歳過ぎで母乳を飲んでいると、夜結構飲んでる子が多いんですね。すると、朝ごはん食べない、夜お互いに眠れない=睡眠不足で、昼間機嫌よく相手できない。アトピーを治すにはマイナスになってしまうな-。
食事についても面白い話が・・・。慎重な母親のそばでアイスを食べさせる祖母とか・・・。兵庫で5か月の赤ちゃんがから揚げ食べたんだから、何でも食べてくれたらいいと思う。
食アレがとっても心配な母親には、渡辺栄養士の家に下宿させてもらいなさいと言いました。(もちろん冗談です)思い切って食べささないと仕方がないです。心配ばかりしても前には進みません。
夜、一人で寝かす寝かせ方は、みんな「楽~!」あとぴっこ以外の赤ちゃんにも、この寝かせ方は「いいよね~!」
今では、夜布団に入ると、母親に「お休み」と言って、早く部屋から出てけというぐらいのあとぴっこも。
みなさん、夜、ほっとくあるいは別室で寝かすと子育てが楽しくなりますよ。
きらきらぼしは近畿地方ではおおさかさかい、兵庫尼崎、京都の3か所で定期的に開催しています。今後、他の地域へも希望者がいれば出向きたいと思っています。上記3か所のきらきらぼしは3か月に1回の開催として、空いた時間を他の地域へと思っています。恐らく来年半ばぐらいから実行できると思っています。
11月末30日(日)には福井小浜できらきらぼしです。
福井の方、ぜひご参加を!
幹事さん、いつもありがとうござます。
幹事さん、募集中!