1992年の久米宏のニュースステーション

外来小児科学会「ステロイドフリーの治療を考えよう」への参加者へのメールをいかに載せています。

「1992年の久米宏のニュースステーションでアトピーとステロイドが取り上げられました。

 これは「ステロイドバッシング」と言われていて、この番組のせいで、今なお「ステロイド忌避」が起こっているのだという事が標準治療される先生方からよく聞きます。

 私はつい最近までこれをみたことはありませんでした。参加される皆さんのうちでこのテレビをみられた方ってどのくらいおられるのでしょうか?

 ここ数年、アトピーに関するテレビ報道が目立っているように思います。勿論、標準治療を紹介している番組です。3~4年前にNHKでも4回連続でアトピーの特集がありました。私は勿論、これは見ました。

 実は、患者さんたちに聞くと、ほとんどの方は1992年のニュースステーションを知りませんし、3~4年前のNHKのテレビ報道も知らない方がほとんどです。それは何故かというと、その時点での興味が無いから見ないのではないかと思います。自分の身に降りかかってきていなければ、見ようとしないのは当然だと思います。

 受診される患者さんたちに「なぜステロイドを使わない、あるいは止めたいと考えたのか」という質問をすると、

 効きすぎることが怖い
 塗り続けないといけないという事が嫌だ(薬に頼りたくない)
 アトピーは治らないと言われたことがショック
 止めたら悪化し、塗ると良くなる、また止めたら悪化する…この繰り返しを経験して、治さない薬だと。
 止めるたびに範囲が広がる

 という返事が返ってきます。

以下に動画があります。

http://rutube.ru/video/8b4f93948e211442dc6d5fbfeb172375/#.UJSBdIb1Gso 
  
内容を読むと、ステロイドを長期間使った患者についての特集だという事がわかります。ステロイドは注意して使う必要があるという事です。やめた患者たちの予後についても言われています。

 最後、久米キャスターは「使うんだったらなるべく短い時間で、習慣性にならないようにね、ちょこっとだけ使うんだったらいいですけど、習慣性を帯びると非常に危険だということです。」とまとめています。久米キャスターが「最後の最後、ギリギリになるまで使ってはいけない薬だ」とは言っていないという事ですが、何故か、久米キャスターがそういう発言をしたという事が流布されているようですが。

 この報道をステロイドバッシングととるか、患者からの疑問として向き合うかどちらを私たちはとるべきなのでしょうか?
プロフィール

Author:佐藤美津子
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赤ちゃんや子どものアトピー・乳児湿疹にステロイドを使わない治療をしています。連れ合いと共に広めていきたいと思います。
出身は和歌山、梅で知られているみなべ町。大学入学後、大阪に移り住みもうすっかり大阪人。

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