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3月11日近畿小児科学会口演報告ー患者にどう答えるのか?

2つ目の口演は

「アトピー性皮膚炎治療における脱保湿の経験」という題です。           

 「アトピー性皮膚炎の治療で保湿はよく使用されるが、ステロイド中止した後、治りにくい症例で、保湿中止により軽快した小学生と乳幼児を報告する。
 小学生1人は、乳児期から7年間ステロイド治療を受けたが良くならず、自己にてステロイドを中止した。依然として良くならないため保湿の離脱を行った。顔面の湿疹は数か月から半年で改善した。更に離脱を続けると、顔面以外の皮膚も発赤が消失していった。乳幼児の1人は受診時頻回の入浴、軟膏による保湿、かさぶたはがしをしていて全身の皮膚は赤みが強かった。入浴は1日1回に、保湿も中止すると、2カ月で良くなった。もう1人は1カ月間風呂に入らないでいると軽快した。
 ステロイド使用患者において、ステロイド離脱に加え保湿離脱を行うと皮疹が改善する場合のあることが分かった」という内容です。

 口演では更に2人の小学生で、脱ステロイド・脱保湿をほぼ同時に行った患者の報告もしました。

 質問が羽曳野病院の先生からありました。
この先生は最後に「全世界でステロイドが標準治療である中で、先生(佐藤小児科)の治療ははずれにある(こういう言い方だったかはっきり覚えていないのですがこういうニュアンスでした)治療」云々。この先生には「ステロイドを塗ると、こういう患者が必ず出てくる。また皮膚科学会のガイドラインにある治療の目標の(1)―症状はない、あるいはあっても軽微であり、日常生活に支障がなく、薬物療法もあまり必要としないーを当院は1~2歳には達成している」と言わせていただきました。
 大多数が行っているから正しいとは限らないことは歴史が証明しています。金沢大皮膚科竹原教授の講演の中で「地球はいつから球体か」という話がありましたよ。治療成績などを検討もせず、大多数がしていないということだけを根拠にするのは科学者として正しいのかなー???

 ステロイドを止めて受診する患者は「悪化は想定内」と言います。それだけの覚悟をして脱ステをしています。この患者たちにどう答える?
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プロフィール

佐藤美津子

Author:佐藤美津子
FC2ブログへようこそ!
赤ちゃんや子どものアトピー・乳児湿疹にステロイドを使わない治療をしています。連れ合いと共に広めていきたいと思います。
出身は和歌山、梅で知られているみなべ町。大学入学後、大阪に移り住みもうすっかり大阪人。

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