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ステロイド離脱症候群(steroid withdrawal syndrome)

皆様

非常に重要な記述です。

佐藤健二のブログを見てください!
https://atopic.info/satokenji/2021/05/02/%E7%B1%B3%E8%8B%B1%E3%81%A7%E3%81%AE%E8%84%B1%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AD%E3%82%A4%E3%83%89%E3%81%AB%E9%96%A2%E3%81%99%E3%82%8B%E9%87%8D%E8%A6%81%E3%81%AA%E8%A8%98%E8%BF%B0/

「アメリカの皮膚科の教科書の2019年の第9版(Fitzpatrick’s Dermatology, p.377)に「ステロイド離脱症候群(steroid withdrawal syndrome)」の記述が」

「外用グルココルチコイドの副作用は局所の作用と視床下部下垂体副腎系の抑制による全身的な作用に分けることができます。局所の副作用には皮膚線条、皮膚萎縮、口囲皮膚炎、酒さ性痤瘡の発生が含まれます。外用グルココルチコイドを日常的に長期に使用すると、特に顔面では、ステロイド離脱症候群(steroid withdrawal syndrome)をも起こし得ます。その症状は、外用グルココルチコイドを中止すると、強い紅斑形成、むくみ、焼けるような感覚が起こるという特徴をもっています。」


湿疹に対する一つの治療方法としての外用ステロイド離脱 (Topical Steroid Withdrawal as a treatment approach for eczema) 外用コルチコステロイドの使用に関する関心は何人かの人々に外用コルチコステロイドなしで自分たちの湿疹を治す試みに向かわせている。最初、湿疹は悪化しがちである。しかし何人かの人々は次のことを見いだしている。その後しばらくすると湿疹は落ち着き、単純な軟化剤あるいは非薬物治療と、ストレスのような悪化誘発因子を減らすように生活スタイルを変えることで湿疹には対処

今まで認めてこなかった外用ステロイド離脱 (Topical Steroid Withdrawal as a treatment approach for eczema) が、英米の患者さんたちが声を上げ続けることで、無視できない事態になってきているということではないかと思います。
また、訴訟社会ですから、それもあるのかもしれません。

患者さんたちが声をあげること。自分の今の状態はステロイドで始まったこと。12か月以上、何年も塗ってきた。
その結果が今あるということ。

塗らないという選択肢を要求する事。
特に、赤ちゃんや子どもに。


プロアクティブ治療を推進する日本のステロイド指示する先生たちの反省を求める。大量のステロイドを、何年も塗り続けることは犯罪にも等しい。
プロフィール

佐藤美津子

Author:佐藤美津子
FC2ブログへようこそ!
赤ちゃんや子どものアトピー・乳児湿疹にステロイドを使わない治療をしています。連れ合いと共に広めていきたいと思います。
出身は和歌山、梅で知られているみなべ町。大学入学後、大阪に移り住みもうすっかり大阪人。

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